17 January '2005 - 02:50 | 英語 超必死な無法者
挑戦されたら受けて立つしかない。参照されたら参照し返すしかない。 日本の外来語カタカナルールはデファクトスタンダードになった人が勝ちルールだから、正しいもクソもないわけだけれど、ガイコクに住んでいると時代に取り残されて、何が今の正解なのかがよく分からなくて困ることがあるよね。「On Off and Beyond」を読んでたら Megan Law をメーガン法と書いてあった。え、ミーガン法じゃなくてメーガン法なの?
こんなときはぐぐる様に訊いてみるのが常套手段。今、訊いたら、9250 対 7150 で微妙にミーガンの方が多かった。どっちもかなりの実力者で、なかなか勝負が決まらないというところか。現時点ではミーガンの方がリードしているが予断は許さない。今後の展開を静かに見守る必要がある。
で、つぎのお題はタイトルを聞いて、おぉ、奥様、一体何に必死なんだろ、きっとお色気満載なんだろうな、ワクワクって思って見始めしまった男たちが多すぎて大人気になってしまった Desperate Housewives。ろくでもないね、男の考えることは。まあ、おれはぜんぜん興味がなかったんだけれど、タイトルを聞いてワクワクしてしまって、つい、世間の流行をウォッチするために、仕方なく初回から見てしまいましたよ。TiVo にも Season Pass 設定してありますよ。えぇ、今日も見ましたよ。Teri と Eva が好きですよ。何か文句がありますかね。
で、「ABC振興会」には Desperate Housewives がデスペラート・ハウスワイブスと書いてあるのを発見して驚いたって話なのです。げ、デスパレートじゃないのかよってね。
んで、ぐぐってみたら、23 対 12 でデスパレートの勝ち。うーん、サンプル数が少なすぎるし有意差もない。
しかし、これは、どう考えてもデスペラートは間違ってない? desperado (無法者) と勘違いしている人が多いってことはない?いや、おれも Robert Rodriguez は好きですよ。ハリウッド流に染まらない彼は素晴らしいと思いますよ。たしかに Once Upon a Time in Mexico の DVD に入ってるインタビューとかも最高に楽しめますのでお徳ですよ。でも、これとそれは話が別でしょ。
とにかく、desperate (超必死な) は音としてはデスパレット(アクセントはデ、トは発音しない)って感じだから、どう頑張ってもデスペラートは遠すぎると思うんだけれどなあ。うーん、よく分からない。
まあ、これも今後の展開を注意深く見ていくしかない。
それから最後に、受験生のみんなに覚えておいて欲しいことは、最後が ate で終わって三音節以上の単語は、a から数えて二つ前の母音にアクセントが来て、ate はエット (トは発音しない) って感じで発音するのが定石ってこと。たとえば concatenate (コンキャトネッ) とか exaggerate (イグザジャレッ) とか、このパターンはけっこう多いので覚えておくといい。がんばれ、受験生。
それにしてもカタカナ化は難しすぎるよね。