05 May '2005 - 19:23 | 日米対決, 美食 ドュンドュン
おれが初めてドュンドュンを飲んだのは Flushing の 中華街で、たしか 1999年の七の月だった。飲んだことのある人なら、それが何なのか語感で想像できるかも知れないが、英語では Pearl Milk Tea とか Bubble Milk Tea と呼ばれるそれを、おれと女房は何と呼ぶことにするべきか決めかねて、長い間、それをドュンドュンと呼んでいた。いや、今もそう呼んでいる。 漢字で書くと珍珠奶茶。珍しい玉の入ったミルクティ。ベイエリアは中国人がたくさん住んでいるので、ドュンドュンドゥンドゥンを売っているスタンドもそこら中にある。どのくらいあるか知らないが、
The Pearl Tea Review を見ると、ほんとベイエリアだけでこんなにあるのか、ってほどある。台湾以外では、ベイエリアほどドュンドュンスタンドの多いところはないんじゃないかと 思うほどある。それにしてもこんなドメイン名までとって、よっぽどヒマというか好きなんだろうね、このサイトの持ち主。
全然関係ないけど、このサイト、Seattle は西海岸よしみで許すとして、なんで Ann Arbor なんて入ってるんだろう。ていうか、あそこにも一軒あったのかあ。ぜんぜんありそうにない市なのになあ。いや、そういうことではなく、そんなところがある なら、なんで New York がリストに載ってないんだろうってことですよ。どうせ東側も入れてやるなら、ちゃんと New York まで行けよ、と。New York 在住の人は、このサイトのオーナーに連絡してぜひ情報を追加させてやって下さいね。
ちなみに、ベイエリアと Ann Arbor って言って、Google って思いつく人は最近 Larry Page のスピーチを聴いたに違いない。Google の co-founder である Larry Page が生まれた市で、彼が卒業したミシガン大のあるところなのだが、最近、彼が母校でスピーチをした模様が mp3 で勝手に公開されている。そんなことはどうでもいい。
Ann Arbor って、おれは、友達が住んでるから身近な市の一つだけれど、知らない在米日本人も多いんじゃないかなあ。アメリカ人で知らない人はいないけれどね。日本で 言えば、四日市とかどうかな。日本人なら誰でも知ってるけれど、日本のガイジンの多くは知らない、みたいな。
で、何の話だっけ。そう、ドュンドュンの話。
今日のランチの後、同僚たちと御用達の Tapioca Express に行って、最近気に入ってる珍珠紅茶、英語で言うと Bubble Black Tea を飲みながら考えた。
日本のお隣の台湾では溢れているというのに、 何で、これが日本にはないのか。Quickly というのが沖縄と九州と東京にあるようだが、ほんの数店舗しかない。これでは、知らない人の方が多いのも無理はない。セントレア空港にない以上、日本には ないも同然。これ、日本から来た人たちに飲ませると、みんなすごく喜ぶので、まあ、それはそれでおれとしてはいいのだけれど、それって、何かおかしくない かな。こんな遠くに飛んで来て、台湾を体験してどうするんだ、と。
これ、日本にはほとんどないんだよって言ったら、同僚たちは、ものすごくびっくりしてた。おれもびっくりするし、気持ちは分かる。そもそも、なんでもすぐに流行ってすたるという刹那的な文 化こそが日本らしさなのに、なんで流行ってないのか。スタバも乱立するほど流行モノには敏感で節操がないのに。なんでやねん。
もしかして、おれがやるべきなのだろうか。ストックオプションで儲けたあぶく銭で、日本にたくさん店を出して、一気に流行らせるべきなのだろうか。西洋か ぶれのスタバなんかより、実はアジアンなドュンドュンの方がぜんぜんクール、みたいな感じで、在米日本人のおれが、台湾を日本に持ち込むべきなのだろうか。うーむ、困った。
もちろん日本でもあるよー。それもセブンイレブンで。
日本での名称は「ブラックタピオカティー」、です。
MSY () - 06 May '2005 - 00:57
いや、コンビニのドュンドュンは飲んだことがないからどのくらいのもんなのかは知らないし、そもそも最近は日本に住んでないから、それが現在どういう立場に立たされているのかもぜんぜん詳しくないのに言ってるわけだけれどね(笑)
でもブログとかで調査した限り、コンビニのはぜんぜん本物じゃないとか、台湾にあるようなスタンドが近所にも欲しいって意見はけっこう目にしたんだよね。だから、需要はあるんだろうな、と。
今、スタバを知らん人はもういないだろうけれど、タピオカ茶スタンドはどこにあるか知ってる人の方が少ないのは間違いないんじゃないかなって思うし、日本からの来た人に飲ませると、間違いなく喜ぶという数少ないデータもあるしね。
だから、六本木に出す予定の一号店の店長ももう決めたのだけれどね。儲からないかなあ。儲かりそうな気がするんだけれどなあ。儲からないと店長に給料が払えなくて困るんだけれどなあ。
ひろしま () - 06 May '2005 - 02:00
カヌレもそうだけどさ。
でもさ、タピオカティーは横浜中華街かなんかで日本にいたとき飲んだけど、こっちにきてからあまりにタピオカの粒がでかくて驚いた。
これがなんでもでかいアメリカサイズなのかと思った位だよ。
六本木の店長にはぜひタピオカのサイズは海外仕様でおながいしますとお伝え下さい。
MSY () - 06 May '2005 - 16:31
ちなみに、粒の大きいのはアメリカだからなくて、あれが台湾仕様なんだよ。で、いまさら(笑)定着させようと思ってるのは、台湾流スタバ(笑)なんで、とうぜん粒は大きくてチューイーです。ご安心ください。チューイーって日本語でなんていうんだろ。腰がある、かな。
気になるお値段ですが、新宿のクイックリーは 400円くらいみたいで、ブログでは高いと不評のようなので、弊社は 250円でやります。台湾の値段はさすがに無理だけれど、アメリカの値段ならできるでしょう。
ひろしま () (ウェブサイト) - 06 May '2005 - 17:01
六本木店儲かったら僕も楽できるかと思ったのに残念です。
koji - 11 May '2005 - 09:08