27 May '2007 - 12:05 | 雑記 初めて買ったギター
自分で一番最初に買ったギターは、フライングV だった。20年以上前のこと。
フライングV と言えば、ふつう Michael Schenker なのだけれど、一部の人間は Jimmy とも言う。
Jimmy と言えば、ふつう Jimmy Page のことなのだけれど、Jimmy Page のトレードマークはフライングV ではない。
一部の人間がいう Jimmy とは、そう、広瀬 Jimmy さとしのこと、44MAGNUM のギタリストだ。
当時、最初に買うギターの選択としては、ランダムスターにするかフライングV にするか迷ったのだけれど、ランダムスターは高すぎたというのもあるし、やはり、I'm on Fire が弾きたくて仕方なかったのだろう。ぼくは Jimmy モデルのフライングV を選んだ。
それがどうしたのかって話なのだけれど、実は、いまニューヨークから遊びに来ている友人夫婦は、Jimmy の奥さんの親友だ。数年前、この話を初めて聞いたときは腰を抜かしたのだけれど、まあ、そういうこともあるのだろう。
毎年、この時期に我が家に飲んだくれに来てくれる友人と、いつもどおり楽しく何本もワインをあけて酔っぱらって気持ち良くなっていた今朝の未明のこと。
話題が 80年代の音楽のことになったとき、当然の成り行きとして 80年代のジャパメタシーンの話にもなり、そういえば、ぼくが最初に買ったギターは Jimmy モデルだったのだという話になった。
そして、その時、酔っぱらいの友人が、「んじゃ、いまから電話してそれを本人に伝えよう」とか、最低なこと言い出して、ぼくの心臓は何倍も速くなり始めたのだけれど、彼はそれを本当に実行してしまい、いっきに酔いが醒めた。
はたして、友人が電話をしてみると、幸か不幸か、なんと Jimmy 本人が電話を取ってしまった。あーあ。
というわけで、「ぼくは Jimmy モデルのギターが最初のギターでした。ありがとうございます。酔っぱらってて本当にごめんなさい」と伝えると、「ああ、それは申し訳ないことをしたねえ。さあ、どんどん飲んでください。」なんておっしゃっられた。ああ、なんて人だ。夢のよう。
ギターを買った時、いつか Jimmy と電話で話ができるなんて想像すらしなかったけれど、いろいろあるもんだね、人生って。
ってそれだけの話。
ワタシも、高校のときにあこがれて買ったシグネチャーモデルのベースの
彼と、いつの日かをすることができる日が来るのでしょうか… (Billy Sheehan)
ちなみに、ワタシはVといったら真っ先に浮かぶのは Randy です。
kei - 28 May '2007 - 18:10
kei - 28 May '2007 - 18:11
kei さんもいつか電話で話ができる日がきますよ。きっと。で、その時はぼくもビリーと話がしたいのでぜひ呼んでください(笑)
ひろしま - 28 May '2007 - 18:25
話できたなんてうらやましいです。
yuzo - 15 September '2007 - 07:59