さて、本当は、とっくにリリースされてないといけないのだけれど、まあ、いろいろあって、やっと Pivot 1.40.2 のリリースが終わった。
例によって細かい修正がちょこちょこあるので、本当は 1.50 とかにでもすればいいのに、どういうこだわりだか知らんけど 1.40.2 になった。バージョン番号は小さい方がいいと思ってるのだろうか。このヘンの感覚は(も)ついていけないところ。
なにはともあれ、変更点はいちいち書くのが面倒くさいのでここを参照のこと。
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27 May '2007 - 12:05 | 雑記 初めて買ったギター
自分で一番最初に買ったギターは、フライングV だった。20年以上前のこと。
フライングV と言えば、ふつう Michael Schenker なのだけれど、一部の人間は Jimmy とも言う。
Jimmy と言えば、ふつう Jimmy Page のことなのだけれど、Jimmy Page のトレードマークはフライングV ではない。
一部の人間がいう Jimmy とは、そう、広瀬 Jimmy さとしのこと、44MAGNUM のギタリストだ。
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お待たせしました。Yet Another Lingr Botkit - Lingrvant 1.0.0 をリリースしました。
ソースは http://n.h7a.org/hacks/lingrvant に展開してあるので読むのはタダです。バグ報告、アドバイスがあったらください。
だいぶ前に書いた Lingresident は常駐ツールとして書いたのだけれど、他の Radar とか Notifier と共存するのがいろいろと面倒くさいので興味をとっくに失って放置してありました。ただ、その機能の一部として書いたプラグインのボット機能はそれなりに便利だったので、それだけ使う Lingrvant っていう名前のボットを常駐させていたのだけれど、先日、Private Message 機能がボットにも解放されたのを観て、それの対応をするタイミングで一から新しく書き直してみたというわけです。今度は、純粋な Lingr Bot フレームワークとして。
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だいぶ前から義母が行ってみたいと言っていた国立公園、Crater Lake National Park に行って来た。
冬期閉鎖の道路がほとんどなので、残念ながら湖畔を一周してあげることはできなかったのだけれど、天気もよかったし雪景色もよかったし、十分堪能したようだった。
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先日の、「学校区の学校の抽選」の結果が出て、電話があった。
あいにく留守中だったので、留守電にその結果が入っていたのだけれど、「Yes, we have a spot for him」とのメッセージを聞いてほっとした。
これで、お隣さんの子供と一緒の学校だ。いざという時は子供の送り迎えをお願いしたり、お願いされたりできる。24 ならテロリストの可能性があるお隣さんだけれど、違うので良かった。
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29 April '2007 - 22:21 | 雑記 二十年前の写真
先日、四年ぶりにあった田舎の親友が、部屋を掃除していたら古い写真を見つけたと言って、数枚をぼくにくれた。
どれも若かりし頃の写真で、懐かしいやら恥ずかしいやら、見ていて苦笑を禁じ得ないものばかりなのだけれど、そのうちの一枚はとくにおかしくて笑いをこらえることができないものだった。
なんでそんな写真があるのか分からないし、どういう経緯で撮られた物なのかも、さっぱり分からない。コンパクトデジカメを持ち歩くのが当たり前の今とは違い、本当にどうでもいい写真を気軽に撮ったりするというようなことをしていた時代でもなかった。
しかし、そのどうでもいい写真には、紛れもなく二十年前のぼくの日常が写っていて、感動した。
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ムーディ勝山は「右から左へと受け流す」と歌っているけれど、それとは正反対の方向に受け流すのがプログラマの流儀。
つまり、式は左から評価されていくのが正しいし、それこそが期待される動作。評価の順番は処理系におまかせという言語もあるけれど、今時、そんなものを使う必要はない。って、いまの僕はそれがメインの言語なのだけれど。
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24 April '2007 - 20:09 | 子育て 学校区の学校の抽選
Choice Schools (選択する学校) で選んだのは放牧スタイルの学校だったのだけれど、抽選には当たらなかった。噂では七倍という倍率だったらしいけれど、残念なようなほっとしたような。
そして、そうなると Neighberhood Schools (住んでいる住所が属する学校区の学校) に行かせる(か私立を選択する)ことになるわけだけれど、これが自動的というわけでもないのが日本とは違うところ。
どういうことかというと、それぞれの学校区の学校にも、それぞれ定員というのがあって、それを超えたら抽選ということになる。端的に言えば、運が悪ければ市内で一番遠い小学校に通う可能性もあるということ。
日本のように子供たちに自力で通学させるシステムだと、遠くの学校に行かせるわけにもいかないから、ありえないシステム。まあ、仮にアメリカのような通学システム(親かスクールバスで送迎)だったとしても、プロセスの透明性ではなく結果の平等性にこそこだわる日本では、公立の学校で抽選というのは受け入れられない気がする。
それにしても、今年は生徒数が多いから一クラス新設する、というような方向に行かないのが非常にアメリカらしい。先生は簡単には増やせないし、簡単には異動させられない。また、無理をして質を下げる理由もないし、先生には先生の都合もある。
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23 April '2007 - 00:26 | 日米対決 頭寒ケツ熱
久しぶりの日本では、なぜかトイレについて思うこと、気付かされることがたくさんあった。
まず、トイレがとても狭いと感じたことに驚いた。新しい家では比較的そうでもなかったのだけれど、古い家のトイレはどこも、あまりに狭すぎてびっくりした。あれでは、トイレの中ではしたくても運動ができない。しないけれど。
いや、それにしても狭すぎる。広々としている必要はないのかも知れないけれど、そこまで狭くしていったいどうしたいのかと思うほど狭く感じた。
まあ、基本的に部屋は狭いし天井は低いし、単なる慣れの問題だとも思うのだけれど、多くのアメリカ人は、物理的に入ること、もしくは座ってドアを閉めることができないんじゃないかと思う。アメリカではあまり大きくない程度のぼくのひざが、前のドアにほとんど当たるかもというくらいに狭いトイレもあった。
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九十七年の秋ごろに渡米した当初、道路の標識に「BUCKLE UP. IT'S THE LAW」というのを見つけるたびに思っていたことがある。それは、「それが法律です」というこの文言がどのくらい請求力があるのかということだった。アメリカ人というのは、法律だからと言われればそれを素直に守るほどできた人たちということなのか、そんなことはあるまい、と。
たしかに、ぼくは多くの日本人よりも悪い意味でロクデナシだったと思うし、それは今でもあまり変わってない気もするけれど、とにかく、その文言をみて、ぼくは冷笑していたのを覚えている。端的に言うと「Okay, it's the law. So, what?」という感覚であの標識をみていたのだった。
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今回の訪日では、必ず買って持って帰ってきたいと思っていたものがいくつかあったのだけれど、その中でもこれだけは何があっても外せないと思っていたものがあった。それは、剣玉。
もうかれこれ十五年くらいはさわっていないし、得意というわけではないけれど、「飛行機」くらいはできるし、「もしかめ」もちょっと練習してコツを思い出したら、すぐにかなり長時間やっていられるようになるくらいにはできる。
なぜ剣玉なのかというと、剣玉はアメリカにはない日本独特のおもちゃだし、子供のおもちゃに最適だと思うし、いろいろと技を見せて驚かせてやったら喜ぶだろうと思うし、子供が興味を持って練習するようになったらとてもいいことだろうと思ったからだ。
日本という文化と深い繋がりがあるということに、そろそろ自覚的になりつつあるアメリカ人の息子に、そういうものをたくさんみせてやりたいと思う。
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日本に滞在していた二週間ほどのあいだ、円安のメリットを享受するためにもできるかぎりクレジットカードを使おうと思っていた。もちろん日本はいまだに未開の現金社会であろうし、使えないことの方が多いのは承知していたけれど、使える場面では積極的に使おうと思っていた。
最初にクレジットカードを使おうとしたのは駅で切符を買おうとしたときのことで、残念ながらぼくのカードは使えなかった。使えなかったというより、実際には使えたのだけれど、カード会社に連絡しろと言われて通らなかった。
というのも、カード会社に日本で使う旨を伝えていなかったので、安全対策として突然の海外利用にアラートが立ってしまったのだった。そこから国際電話させてもらうのも申し訳なかったので、その場では現金で支払い、のちほど電話。これから二週間は日本で使うのでよろしくと伝える。amazon.co.jp でも買い物する予定だったし、早めに気付いてよかった。そういえば友人からこの教訓を教えてもらっていたのに、役に立てていなかった。
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このタイトルで何の話かわかる人は滅多にいないと思う。最後のクラウンがなかったら、ぼくにも何のことかわからない。
というわけで、今日は、息子の一番の親友の誕生会だった。ええ、このタイトルが誕生会を意味しているわけです。
息子の友達の多くは、Atherton の住人と言えばそれだけでベイエリア人に通じるくらいの、いわゆる超大金持ちなので、いつも招待されるバースデーパーティのほとんどは、こちらがヘラヘラ笑ってるしかないような冗談みたいな屋敷でのパーティだったりする。そんなのばっかりだから、住んでいる世界の違いにも、もうとっくに慣れてるし、なんとも思わない。いや、どうやったら、こういう家に住めるようになるんだろうか、やっぱり YouTube を作るしかないな、とは思ったりする。
それはともかく、しかし、今日の誕生会は今までの中で一番凄かった。凄まじかった。
ていうか、汽車とか観覧車ってどうよ。いや、まあ、あったら楽しいだろうし、子供たちは大喜びだろうさ。でも、そんなもの、用意するか?もうね、アホかと。
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四年ぶりの日本ということで、日本での滞在風景をあれこれ想像している毎日ですが、なにはともあれケイタイはいります。ずっと前に公衆電話のカードを持って帰ったら、使える公衆電話がまったく見当たらずに撃沈したという苦い経験もあるし。
というわけで、選択肢としてはレンタルとプリペイド携帯の二つ。
検討の結果、プリペイドの方が断然お得ということが判明したので、さっそく購入。プリペイド携帯をなくそうとしているようにしか見えない日本だけれど、まだ辛うじて買えてよかった。
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テレビをデジタル化する理由はいろいろあるけれど、その一つは帯域の有効利用というのがある。
アナログでは 1チャンネルに 1つしか番組を流せないけれど、デジタルなら 1チャンネルに 2〜5チャンネルくらい流せる。また、チャンネルを整理することでまとまった帯域を空けることができるので、オークションで帯域を売るということもできる。
アメリカでは、地上波のチャンネル数は日本の何倍も多く競争があるし、デジタル化の恩恵は確実に目に見えてある。ベイエリアでは、すでにデジタルチャンネルの数はアナログチャンネルの倍ほどになっている。高画質化も重要だけれど、しょせんそれは付加価値であって目的じゃない。
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先週末、JTPA 主催のシリコンバレーツアーというやつの最終日に、あるセッションのパネリストとして参加させてもらった。ぼくがアメリカで経験して来たことの一部を若者に伝えて刺激を与えてやるという役だったので、あることないこと、おもしろおかしくペラペラと話をして来た。
相手はしょせん 二十代の若者。簡単にひねり潰せる。というほどヤワじゃないクセのある若者だらけだったので、こっちも大いに刺激を受けて楽しめた。
その日の最後は渡辺千賀ファン大会があって、こんなに人をいれてどうするというくらいの大盛況だったのだけれど、そこで会えることを期待していた人や、期待もしてなかった人や、とにかくいろいろな人に会えたのが大いなる収穫だった。
また、ファン大会の後は朝の六時までホテルで盛り上がってしまって、「ああ、まだ徹夜できるんだなあ」と再確認できたのも嬉しかった。ていうか、ふだん寝てるの三時過ぎだから、徹夜もくそもないのだけれど。
とにかく面白い人たちとたくさん会えて、話せて、ひさびさに面白かった。ほんと、日本語であんだけ話すのは何年ぶりかってくらいに話したなあ。
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先日、おみやげ管理に Google Apps Docs は使えないを書きつつ、ちゃんと feedback しておいたのだけれど、さっき、「治したよ」ってメールが来た。治すのに 4日もかかったのか、作業を始めるの 4日もかかったのか、まあ、よく分からないけれど、試してみた限りでは治ってるっぽい。偉い。
が、しかし、Google Apps に対する信用はだいぶ下がってしまったので、たぶん、もう使わない。
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05 March '2007 - 22:42 | 子育て きのこの山
最初、それを偶然見つけた時、それがいったい何なのかよく分からなかった。そこにあるはずのないものだったからだ。
なんだろうと思って、近寄って確認してみてびっくり。それは、本棚のふちに、よっつほど飛び出た釘の跡だった。
おいおい、なんてことをするんだ。ていうか、最後までなぜ打たないんだ。まあ、でも、けっこう頑張った方か。うん、よくここまでやれた、大したもんだよ。
教えてもないのに、怪我もせずに釘をここまで打てたなんて、我が子も成長してる。ちょっと嬉しい。
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四年ぶりの帰朝を月末に控え、毎日少しずつだけれど、細かい予定をつめている。今のところ、二十三日から九日まで中部地区で豪遊の予定。
今回の目的は、今は亡き無二の親友の七回忌と娘の初顔見せの二つ。まあ、その二つが叶えば他のことはすべておまけみたいなものだけれど、せっかくなので、いつもは会えない友人たちに久しぶりに会いたいと思っている。
また、いつも、日本滞在が楽しいのは最初だけで、途中からはいろいろと面倒くさくなってさっさと帰りたくて仕方ないと思ってしまうので、今回はいろいろと予定を詰めていれてみることにした。ちなみに、そのうちしたいと思っていたのだけれどなかなかできなかった「長野の友人めぐり」が、今回のおまけの目玉。須坂、野麦峠、白樺湖と、だいたい四泊くらいで遊び歩く予定。
あとは、お互いのタイミングが合えばニューヨークの友人に会うことができたら最高なのだけれど、これはまだ分からない。
かなりラフだけれど、それなりに欲張りな計画で、想像するとかなり楽しみになってきた。
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最近、「エンジニアって?」というエントリを読んで、自分は他のエンジニアたちを無意味に傷つけていたのかも知れないなあとちょっと反省した。すると、タイミングいいことに「学校では教えてくれないエンジニアリング英語 #5: crufty, kludge, janky, ghetto」のコメント欄にも同じような批判を発見。傷つけたというのは表現がちょっとナイーブかも知れないけれど、せっかくなので大いに反省して書いておくことにした。
ていうか、たとえていうとどうなんだろう。
画家が大いにに発言権をもつメディアで、「アーティストにおすすめの筆」を画家が紹介しているの見てミュージシャンたちが苦虫をつぶしているとか、ギタリストが大いに発言権をもつメディアで「ミュージシャンたるもの 22フレット頼るなんて邪道」とか言っているのを見ているギタリスト以外の音楽家たちとか、そういう感じだろうか。違うか。
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この前にぼんやりと考えたこと
この次にぼんやりと考えたこと