05 October '2004 - 02:54 | 雑記 女房の言うことを聞け
売りに出てる家の散策の後、自宅に戻る途中、ドライブスルーのコーヒー屋によってコーヒーを買った。が、いつもと違う方法で道に出てしまったため、家とは反対方向に走らなくてはならなくなった。 そこで、最初の中央分離帯の切れ目で転回することにした。転回しようとしたら、女房に、ここは転回禁止ってなってたよ、と言われたのだが、そのサインを見逃したおれは、うっそ、そんなこと書いてないじゃん、と言って転回した。
転回後、ほら、この標識に、と女房に言われたサインを振り返ってみてみると、確かに転回禁止と書いてあった。うーん、知らなかった。ここで転回なんてしたくなったことも、したこともなかったからなぁ。
と、その刹那。バックミラーを見ると真後ろにパトカーが。いやー、タイミングとしては完璧だ。
さて。こういう場合は、警察に止まれといわれる前に、止めていい場所を自ら探してさっさと止まって謝って許してもらうに限る。
だいぶ前に、黄色から赤になる信号で交差点に入ってしまった時にも、謝って許してもらった。たぶん許してもらえるはずだ。アメリカの警察は、リーズナブルなのだ。
さて、警察が運転席の隣に立つやいなや、おれは、いっきに説明した。
転回前に、女房は転回禁止だと言ったが、自分はその標識を見なかったのでいいと判断した。転回後、そのサインを確認して、転回してはいけなかったことを理解した。
本当は、その標識が、これからまさに転回しようとしている人にも見える場所になかったことも一因なのだが、それは省略した。ただの言い訳に聞こえるだけだろうし。
すると強面の警察はにこりともせずにこういった。
君は、なんで奥さんの言うことを聞かないんだ?
ねえ、奥さん、なんでご主人はあなたの言うことを聞かないんですかねえ。奥さんの言うことを聞いていれば何も問題ないというのに。
さてと。この週末、奥さんの言うことは『どんなことでも』聞くと約束するか、チケットを今受け取るか、どちらがいい?
げ。どんなことでも、か。うーむ。難しい選択。とはいえ、残りの週末と言ったのであって、残りの人生とは言わなかったのは救いだった。もし、残りの人生と言われていたら、チケットの値段を聞かないと判断できないところだ。
熟慮の末、おれは、「『この週末』、彼女の言うことならどんなことでも聞くと、確かに約束します」と答えた。
DMVの話のスレッドに偶然はまり、そこまでして買った中古車とはいったい何なんだろうと、手がかりの2004年9月22日近辺のブログに、そのクルマのことが書いてあるのではないかと探していてこの記事を見てしまったわけです。たしかワーゲンに乗っていたと記憶するが、それを手放してアメ車に乗り換えて、しかも少なくとも4オーナーの手に渡っても、なおも欲しいと思えるアメ車なんていうのは、64年のマスタングか、同時期のダッジチャレンジャーとかしか無さそうなのでとても気になっています。ところで、情報を記憶するというラジオボタンは、これはこの転回禁止話を、おれが絶対に忘れないようにするボタンなんだよね?ということで「ハイ」を押したので必ず答えるように。
mallory - 07 July '2008 - 22:45