24 June '2004 - 21:55 | 雑記 繊細な年上を使うのは骨が折れる
同僚と喧嘩した。というか、おれが彼の仕事に頭に来て怒ったら、そのことがよほど傷ついたのか、逆切れしてさっさと帰ってしまった。 おれよりもだいぶ年上だし経験もあるので、基本的には紳士に扱ってきている相手だが、動いているコードを思い切り破壊するようなコードをコミットしたので黙っているわけには行かなかった。いくらおれよりも経験のある年長者とはいえ、おれのチームのメンバーである以上、おれが決めたルールには従ってもらう必要がある。修正は可能な限り小さくまとめて小まめにコミットすることと、動かないコードはコミットしないことは、最低条件なのだ。コンパイルが通らなくなってしまうコードのコミットなど言語道断だったのだ。
ちなみに、問題は、彼が間違ったツリーにコミットしていたことだった。
通常そういうことはおき得ないので、おれはてっきり分かっててやってるものだと思って、コードを壊すなと注意したのだが、彼は彼でそんなことをしたつもりはなかったので心外だったようだ。
彼はチェックアウトしたディレクトリを違うプロジェクトのディレクトリにコピーして、そこでチェックインしたのだが、そんなことをしても CVS/Root が変わってなければ意味がない。CVS の仕組みを知っている人ならこんな馬鹿なミスはしない。
とりあえず、彼が間違いを認めて謝れるように、まずおれが怒ったことを怒りすぎて申しわけなかったと謝った。おれが丁寧に謝ったら、後ほど彼も自分のミスが理解できたのか、素直に謝ってきた。これで一件落着。
しかし、プライドの高い繊細な年上を使うのは、ほんと、骨が折れることだ。