12 February '2006 - 21:09 | 子育て iPod は金でいくらでも買えるわけだが
女房の車に載せっぱなしになっていた iPod の電源を入れた。 四桁の解除番号を入力しろと表示された。ダイアルの絵が綺麗でカッコいいなあと感心。ていうか、え゛?ロックなどとそんな面倒なことを女房がわざわざするはずもなく、息子が弄って遊んでいたのが最後という状況証拠から、息子がロックの設定をしたことは間違いない。
が、当然、何をしたかわかってやったはずもなく、解除番号を訊いても「怪獣がどうしたの?怪獣番号って何?知らない」と白を切る。証拠は挙がってるし、第三者の証言もあるのに、それでも否認する。余裕綽々で、罪の意識はまったくない。
日本の「彼(ら)」とは違い、息子はアメリカ人だし、この事件もアメリカ国内でのことだから、たとえ逮捕されたとしても、息子はすぐに弁護士を与えられて、取調べは弁護士付きで行われるし、三日以内におれが保釈金を払えば保釈されるので安心しきっているのだろう。だが、もしおれが保釈金を払わなかったらどうなると思ってるんだ。いいから、怪獣番号、白状しろって。
まあ、それはともかく、仮に彼が証言を拒否し続けたとしても、子供が簡単に設定できてしまうくらいだから当然簡単にリセットもできるんだろうと思って高をくくっていた。で、調べてみたら、予想通り解除番号をリセットするのはすごく簡単だった。が、解除するための操作をすると iPod に保存されている全てのデータを失うことになるらしい。むむぅ。
たぶんすべてのファイルは PC 上にもあるはずだから、それで何か大事なものを失うということはないはずだと思うけれど、それでも、20G 近くを同期するのにはけっこう時間がかかるしなあ。まったく。
いわゆる AFV の猫動画とかを入れて、子供に iPod を持たせて遊ばせていた親心の何が間違っていたのだろうか。子供に iPod を触らせるのが間違いだったのだろうか。
いや、子供には子供用に、ちゃんと一台の iPod を与えてやるべきだったのだろう。アメリカ的に、小さい子供にもちゃんと一人用の子供部屋、みたいな感じで。
否 orz