07 June '2006 - 23:11 | 英語 アウトな病気
週末に息子と遊びすぎたのか、なんか気分が優れなかったので久しぶりに仕事を休んでみた。
調子がよくなったら行くけど、たぶん今日は休むんでヨロシクと職場にメールしたわけだが、そこで久しぶりに out sick と書いた。イギリスでは off sick というらしいが、つまり病気で休むということ。
自分で書いておいてなんだが、この言い回し、いつまでたっても何故かしっくりこない。なんで sick out じゃないのかって感じてしまう。sick leave (病気の休暇) って言葉もあるし。
まあ、ネイティブではないおれがしっくり来る必要はそもそもまったくないのだけれど、なんども聞いたり使ったりしているうちに、それがだんだんと自然になってきて、知らないうちに、そうじゃないほうが逆にヘンに感じる… というような言い回しはたくさんある。
で、どうせ暇だから、なんでしっくりこないのか考えてみた。
まあ、考えたってよく分からないのだけれど、たぶん、「out ほげ」って言い回しが悪いんだろうと思う。「ほげ out」って言い方が圧倒的に多いような気がするし。
out から始まるので自分がすぐに思いつくのは、みんな、続く単語と合体して一単語になってしまっているものばかり。outcome (結果) とか outlaw (無法者) とか outscore (ボロ勝ちする) とか outgoing (外向き) とか。簡単な単語しか思いつかないところが辛いところ。
これ以外だと out of とか out for とかみたいに、「out + 前置詞」というパターンしか思いつかない。でも、これは out sick とかぜんぜんパターンが違う。
ていうか、out sick って、品詞に分解するとどうなるんだろうか。
I was out yesterday. (昨日は出かけていた)
I was out sick yesterday. (昨日は病気で仕事を休んでいた)
両方とも out は形容詞か副詞で、yesterday は副詞。sick は形容詞か名詞だから、out sick は「形容詞+名詞」しかない。
でも、sick で out なのに、out な sick じゃ、ぜんぜん逆じゃんか。
あー、だから、気持ち悪いのかも。自分が気持ち悪く感じる理由に関しては、ちょっと納得。