24 April '2007 - 20:09 | 子育て 学校区の学校の抽選
Choice Schools (選択する学校) で選んだのは放牧スタイルの学校だったのだけれど、抽選には当たらなかった。噂では七倍という倍率だったらしいけれど、残念なようなほっとしたような。
そして、そうなると Neighberhood Schools (住んでいる住所が属する学校区の学校) に行かせる(か私立を選択する)ことになるわけだけれど、これが自動的というわけでもないのが日本とは違うところ。
どういうことかというと、それぞれの学校区の学校にも、それぞれ定員というのがあって、それを超えたら抽選ということになる。端的に言えば、運が悪ければ市内で一番遠い小学校に通う可能性もあるということ。
日本のように子供たちに自力で通学させるシステムだと、遠くの学校に行かせるわけにもいかないから、ありえないシステム。まあ、仮にアメリカのような通学システム(親かスクールバスで送迎)だったとしても、プロセスの透明性ではなく結果の平等性にこそこだわる日本では、公立の学校で抽選というのは受け入れられない気がする。
それにしても、今年は生徒数が多いから一クラス新設する、というような方向に行かないのが非常にアメリカらしい。先生は簡単には増やせないし、簡単には異動させられない。また、無理をして質を下げる理由もないし、先生には先生の都合もある。
というわけで、定員を超えなかったらすぐ近所の学校ということで、簡単でいいんだけれどな。と思っていたら、その学校から一通の手紙が届いた。
Dear Incoming Kinder Parents,
Using enrollment figures received from the school district's central office last month, XXXX kindergarten is somewhat over-enrolled for the 2007-08 school year.
This is a relatively 'normal' situation at this time of year. And so, to help us gain a more accurate assessment of our enrollment, I'm asking you to contact XXXX in the office at XXXX by Tuesday, April 24. Your responses will NOT guarantee a seat at XXXX for your child... but will merely let us know and confirm your plans for next year.
Once we've compiled all your responses, and should a lottery be necessary, it will be held on Friday, April 27, 2007. The school will then contact all families directly by phone the week of April 30.
残念ながら、現時点では定員オーバーらしい。うーむ。
これから正確な入学希望者の数を調べて、必要なら抽選するということなので、さっそく事務局に電話して、こちらの方針に変更はない旨を伝える。
ちなみに、「この時期ではよくあること」と書かれているのは、先月の時点の入学希望者は、方針変更して私立に入れることにしているかも知れないし、Choice Schools の抽選にあたった人もいるかもしれない、ということ。
入学希望届けは今日が締め切りだから、今日中に「抽選」が必要かどうかは決定する。その結果は、来週中に連絡がある。
もし抽選漏れしたら、どこの小学校になるんだろうか。市内の小学校ならどこでもいいけれど、あまり遠くじゃない方が便利でいいなあ。どうやら朝の送りはぼくの役目ということになっているし... 早起きするくらいなら寝ない方が百倍楽派なのに orz