01 March '2008 - 11:01 | 技術動向, 英語 Alex に訊け
先日、ある日本人の知り合い(マック使い)と話していたら、彼は英和にエキサイト辞書を使っている言っていて驚いた。素人かと。
マックユーザならば、英和は、まず Dictionary.app を当たって、いい用例が見つからなかったら次に英辞郎に行く。これが基本。英和も和英も、エキサイトなんて使ってるのは小学生まで。
と言ったら、どっちも発音が分からないから使うのをやめたという。英単語の意味を得意の日本語で理解することだけでなく、その発音も同時にちゃんと覚えたいので、エキサイト辞書の音声ファイルはとても便利らしい。発音記号を解読するよりも、ガイジンの発音を聴いて真似した方が遥かに効率がいいし、間違いもない。
発音を知らない単語は聞き取れないし、自分で話す時にも使えないから、これは正しい戦略だ。
が、しかし、発音を調べるのにエキサイトまで行くというのが間違っている。マック使ってるなら、Speech の Alex に訊けよ、と。
ぼくが、Leopard になって密かに感心したことの一つが Alex の声だった。Leopard で新搭載の Alex の発音は素晴らしいの一言。何が素晴らしいって、単語と単語のつながりをかなりスムーズに発音するし、文全体の抑揚まで、ものすごく自然に発音できる。新聞サイトなどで長い文を Alex に読ませると、本当に感心する。ぼくが読むよりも遥かに自然な英語で読んでくれる。昔のイメージでコンピュータの声を想像している人は、かなり感動すると思うのでいますぐ試すべし。
ちなみに、ぼくは好きなタイミングで Alex を呼び出すために、Speak selected text の機能を Command + Shift + S に割り当てている。左手だけで呼び出せるのがいい。これで、単語や文や段落などをてきとうにマウスで選択してから Command + Shift + S を押すと、Alex がそれを読んでくれるわけだ。こんな便利な機能を使わないなんて、マックを何のために使ってるのかと思う。
どうやら、目の見える人には関係ない機能だと思われているのか、マックの Speech 機能はあまり使われていないようだけれど、単語の発音を調べるのに Alex に訊かないのはマックの持ち腐れと言っていい。
選択できる英語のテキストは、Alex の発音を真似して耳と口で覚えるべし。
早速ショートカット登録して、手元の色々なメールを読ませてひとりごちています。
それぞれ試したけど、Alexが一番自然に発音するねえ。これはお役立ち。
MSY - 01 March '2008 - 14:18
もしかして、古くからの信者の方が、逆に盲点になっている機能かもな、これは。
ひろしま - 01 March '2008 - 14:39
Goro - 02 March '2008 - 06:06
ただ、息子の言うことは分かるみたいなので、たぶん、あれは子供専用だと思います orz
ひろしま - 02 March '2008 - 07:27
いや〜、こりゃ便利ですね。確かにこっちのほうが早いです。
すでに手放せません。教えてもらってありがとうございました!
Alexも試してみます。
noriyuki (ウェブサイト) - 11 March '2008 - 05:44
デザインポータルの方でもリストされてるんだもん。ところで、うちもRecognitionはダメでした orz
MSY - 12 March '2008 - 14:50
yoilie (ウェブサイト) - 04 April '2008 - 05:48