ぼんやりと考えている人

ひろしまなおき (廣島直己)
名前: ひろしまなおき (廣島直己)
住処: シリコンバレー
職業: しがないプログラマ
家族: 愛妻一人、息子一人、娘一人
道具: ハーレー二台、ギター三本
電紙: n at h7a.org

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以前にぼんやりと考えたこと

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29 June '2005 - 23:24 | LASIK 目の角膜を削ってみた

というわけで予定通り、昨日の夕方、LASIK の手術を受けた。

メガネがなくても何の支障もなく生活ができるようになった。

病院について手続きを済ますと、手術を担当する先生に部屋に呼ばれる。部屋に入ると他の患者が三人いる。手術についての説明を他の患者三人と一緒に聞き、説明が一通り終わったところで手術室の前で自分の順番を待つ。

手術室は全面ガラス張りで、手術の風景は全て丸見え。四人のうち、自分の番が一番最後だったので、三人の手術の風景を間近に見ていたのだが、モニタに映る 巨大な眼球に、おまえ、そんなことをしても大丈夫なのかよって感じでレーザーが入るのを見ていたら、ちょっとドキドキしてきた。いいのか、そんなことをし ても、と。

三人の手術が無事に終わった様子で、とうとう自分の名前が呼ばれる。執刀する Dr. Simon と握手して、手術台に寝る。

「体を無理やり動かしたりしない限り、どうやっても手術に悪影響を与えるようなことはできないから、自分のせいで失敗したらどうしようとか思う必要ないし、リラックスして寝てればいいよ。じゃ、点滅する光だけ見ててね。」

二つの光なのか一つの光なのか分からないが、緑と赤とが混ざったような光が自分の上で点滅し続けているので、それをずっと見ていると、何回かに分けて、た ぶん違う種類の目薬をうける。たぶん麻酔とかいろいろなんだろう。そのうち、目を強制的に開き続けさせる器具のようなものをつけられる。以後、瞬きできな くなるが特に困らない。

そもそも目も悪いし、目薬だかなんかで目がびちょびちょなので、すべてが水の中で見ているようなぐらぐらした感じなのだが、とにかく、全部目の前のできごとなので何がおきているかはよく見えている。すごい。

感心しながら点滅する光を一生懸命見ていたら、とつぜん、視界が完全にゼロになった。げ、何がおきてるんだろ、まじで怖い。

と思ったのもつかの間、すぐに視界が戻る。あー、怖かった。3秒くらいの出来事だったけれど、10分くらいに感じた。

目の幕をはがして、レーザーだと思われるもので角膜を削り、目の幕を戻して、それを綺麗にならして、はい、終了。

左目が終わったら次は右目。まったく同じ作業なので、視界がなくなったときもびっくりはしなかったけれど、やっぱり、ちょっと怖かった。

手術が終わったら、手術台から起きてこっちに着てくれと言われるままに先生の座るところに行って、目の検査。「んー、右目は完璧… 左目も完璧、と。」

医者が、あ、やべっ、なんて言わないのだろうけれど、まあ、完璧と言われればちょっと安心はする。

かなり黒いサングラスをつけられ、「家に帰って寝てください。それでは、お大事に。」と言われて、さくっと病院を出る。

女房の運転する車の助手席で、サングラス越しに世界がどう見えるのか観察する。全てのものがかなりぼやけてはいるが、一応、さっきよりかは視力はいい感じがする。でも、あまりにぼやけていてどれくらい見えているのかは分からない。

家について、そのまま 2時間くらい部屋を暗くして寝て、起きた。

寝る前よりかはぼやけ加減が取れて、だいぶ目が良くなっているのが実感できる。

電気がまぶしいのでサングラスをつけたまま晩ご飯を食べて、また寝る。

目を擦ってしまわないように、ゴーグルをつけたまま寝るのだが、それが気持ち悪くて何度も目が覚める。そして、気がついた時は、いつもゴーグルが額の方に 移動していて、どきっとする。寝ている最中にゴーグルを手で動かしているようだ。怖い。怖いので眠りがかなり浅い。3時間くらいごとに目が覚める。

朝、目が覚めたらどんな感じになっているのだろう。とにかく果報を寝て待つしかない。

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酢ハムがいったいどんなハムなのかはともかく…
 

 

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