02 November '2003 - 22:20 | 雑記 停電
義母をどこかに連れて行かないといけないってことで、今日は San Francisco Zoo に行くことにした。息子も喜ぶし。 道中、まだ走ったことのない道を走ってみることにしたら、サンフランシスコ市内に入る直前くらいから全ての信号が消えていた。なんだろ、停電かな。こんなことは日本じゃ考えられないと義母は言っているが、こんなことがあっても大丈夫なのがアメリカ。日本で許容されるよりも遥かに低いインフラレベル、日本で生存できる限界以下の低すぎる民度、そんな感じでも、何とか運営していけるシステム。それがアメリカなのだ。
っていうか、信号が消えてたら、いわゆる4ストップ方式が暗黙的に適用されるだけなので、実際には誰も困らないだけ。これは逆に日本では難しいだろうな。信号が消えてたら、怒る人も多いだろう。税金を無駄に使いやがって、ちゃんとしろよ、とかね。それに、おれが先だろ、いや、おれだ、なんて、いちいち逆切れされたりして、怒りが怒りを呼んで、そのうちキレたやつが誰かを傘で刺して殺したり。うん、間違いない。いやー、日本は怖いね。高信頼のインフラ、高い民度に依存したシステムは、例外が発生したらすぐ崩壊する気がする。
え、日本はそんなにバカじゃない?すんませんね、日本の人たちが信仰してるほどには日本を信用してないんで。ま、揶揄は揶揄ですけれどね。
さて、動物園について園内に入る。駐車場代をを請求されないから、なんで?って聞くと、停電だから、だと。え。やっぱ、停電だったのか。
とりあえず、電気などなくても動物園は楽しめるので、のんびりと楽しむ。
数時間後、かなり体も冷えたので、温かいコーヒーでも飲もうとカフェに入ったら、停電だから暖かいものはないよ、と言われてしまった。げ、そういえばそうだった。停電なんだ。うーん、暖かいコーヒーが飲みたかっただけなのにー。
というわけで、疲れたし時間も時間だったし、退散することにした。すると、園外に出る直前に電気が復活して、あちこちの店で電気がついた。ていうか遅いって。