ぼんやりと考えている人

ひろしまなおき (廣島直己)
名前: ひろしまなおき (廣島直己)
住処: シリコンバレー
職業: しがないプログラマ
家族: 愛妻一人、息子一人、娘一人
道具: ハーレー二台、ギター三本
電紙: n at h7a.org

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以前にぼんやりと考えたこと

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11 April '2005 - 20:34 | 子育て, 雑記 虫歯にならない方法

歯は1日1回10分磨けってことらしい。

ふーん。

虫歯にならないためには歯をしっかりと磨けとよく言われるわけだが、これって、歯を磨くことで虫歯がなくなったりした人たち、もしくはそういう人をよく見る歯医者こそが、そういう風に力説するのだろうと思う。でも逆に、虫歯になったこととが一度もない人たちの意見というのは、どういう風に力説されているのだろうか。よく分からないので、おれが力説してみる。

おれは生まれてから一度も虫歯になったことがない。だから虫歯が何なのかさっぱり分からない。そして、虫歯の人の気持ちも分からない。分かる気もぜんぜんしない。分かりたいとも思わない。

そんなおれの歯磨きは、毎朝出かける前に1回。それもたぶん2分くらい。磨き方もかなり適当。出かける前ということは、出かけない日は、磨き忘れることもよくある。そういう日の翌朝は、ちょっと歯が気持ち悪い感じがするけれど、だいたい歯なんて磨かなくても死にはしないし、虫歯にもなりはしない。

また、おれとおなじくらい歯を磨かない知り合いもいる。彼も寝る前に磨くことはないと言っていた。彼の奥さんは困っているようだが、でも、彼も虫歯になったことがないので、虫歯になったことのある人からの注意に耳を傾ける様子はない。

虫歯にならなかったから磨かないのか、虫歯になったことがあるから磨くのか、よく分からない。たぶん、虫歯に一度もなったことがない人よりも、虫歯になったことがある人のほうが歯をよく磨くと思う。歯医者はしっかりと磨けというが、虫歯にならない人はあんまり歯医者と会わないし、歯医者のことをそもそも信用してない。たいして磨いてないのに虫歯になってないのだから、磨けば虫歯にならないと力説する歯医者の言うことの何を信用できようか。

不幸にも虫歯になったことがある人たちからは、単に歯が丈夫に生まれただけと言われることも多い。そうなのかも知れない。だが、おれの母は虫歯で大変な目にあっていたし、妹は虫歯になったことがある。だから、単なる遺伝ということではないんじゃないかと想像している。

もちろん、負け組の人は、おれなんかよりも敗者じゃなくて歯医者の言うことを聞くべきなんだろうが、おれが虫歯にならずに勝ち組になった理由として一つ考えられるのは、やはり、虫歯になるといわれるものを食べずに育ったということがある。おれは、ガムとかチョコレートとかいうものには、ほとんど無縁で育った。自宅にはそんなものはなかったし、頼んでも買ってももらえなかったし、勝手に買うためのお小遣いすらも貰ったことがなかった。

おれと弟は、だいたい中学生になって勝手に親の財布から金を盗んで買い食いするようになるくらいまでは、そういう虫歯用のお菓子とは本当に無縁だった。もし家におやつがあったとしても、それは小魚とか煎餅とが、そういうものが基本だったし。たいていは、それすらもなかった。おやつという習慣がそもそもなかったのだ。ただし、母の作った洋菓子はよく食べた。誕生日もクリスマスも、いつも手作りのケーキだったし、おれも弟も甘いものはかなり好きだ。

そして、親に歯を磨けと言われたこともない。もしかしたら言われていたのかも知れないが、聞こえたことはない。たぶん、今思い出すに、小学生の頃は、磨かなかった日の方が多いんじゃないかと思う。思春期を向かえ、女子どもの視線を十分に意識するようになってから、自発的に毎朝磨くようになったが、それまでは完全に無頓着だった。

それなのに、おれも弟も虫歯になったことがない。生まれて一度も。そして、歯医者に注意されたこともないから、子供のときと同様、今でもたいして磨かない大人になってしまった。

つまり、簡単にまとめると、おれも弟も、歯を磨かなくても虫歯にならないように育てられたということになる。

ちなみに、妹は、甘いものを与えられて、文字通り甘やかされて育ったので、虫歯を体験をした。今はどうなんだかは知らない。

そういうわけで、毎食事後にしっかりと歯を磨く人たちは気の毒には思うけれど、恨むなら親だろうと思う。ということは、おれは親に感謝しないといかんのだろうけれど、空気に感謝するのが難しいように、虫歯がないことを親に感謝するのも難しい。思ってもないのに感謝するのも馬鹿馬鹿しいので、特に感謝はしない。嘘。微妙に感謝してます。

結論としては、虫歯になんてならないように育ててもらう、そういうことをしてくれる親のもとに生まれる。これが労せずして勝つ一番の方法だろうと思う。

って、予想通り、大人にはぜんぜん役に立たんね。

でも、なんとか子供を勝ち組にしてやりたい親は、バカな子供に歯をしっかりと磨くことを教えるよりも、甘いものを与えないことの方が効果的なんじゃないか、と思う。

しかし、勝ち組の親たちは、そもそも負け組の痛みがさっぱり分からないので、ほんとにそこまでせんとあかんのかねえ、くらいにも思ってしまって、頑張る母を尻目に可愛い娘にこっそりと影でチョコレートとか上げて甘やかして育ててしまったりして、娘は将来父を恨むことになる。だめじゃん。

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よっちゃんの所からとんでまいりました、はじめまして。
「1日1回10分」のお話を見つけ思わずコメントです。
あのお話、まえに私もTBしたので(笑
私は残念ながら虫歯体質に育てられてしまったのですが、
私の相方はひろしまさんと全く同じ、磨かなくとも虫歯ナシ。
磨け磨けとうるさく言っておりましたが、虫歯にならないタイプがあると悟り、
最近では、ねり歯磨きの減りがおそくてイイヤ〜くらいに思ってます。
うらんではいませんが、親の責任は重いですね(笑
はじめまして。旦那さんとは気があいそうです。サンフランシスコにおこしの際はぜひ寄っていってください。

さて、虫歯ですけど、やはり親の責任は重大なんだと思います。
思い出すに、父がパチンコの景品で持ち帰ったチョコレートとかで子供を釣ろうとするのを、うちの母はまじで怒って阻止しまくってました。当然ながら、こっそりと裏でもらったりすることもあったのですが、夫婦喧嘩のもとなので、父も時々しかそういうことができませんでしたね。いやあ、母に感謝してもしきれないです。理論的には ;-)

それにしても、もし我が家の子供たちが虫歯になったら、いったい何のせいにするかは考えておかないといけません。定義上、ワタシのせいなワケがないですし、かといって女房に非があるわけもありませんし…
虫歯のもとはミュータンス菌ですが、それは先天的なものではなくて、保菌者の親からのキスや、親が口にしたスプーンを使って赤ちゃんに食べ物を食べさせることなどで感染し、そのまま口内菌の分布(善玉菌と悪玉菌の割合)が確定することで、虫歯体質かそうでないかがほぼ確定するんだそうですよ。それで、自分で免疫が作れるようになる3歳くらいになると、ミュータンス菌は感染しなくなる。だから3歳ぐらいまで口移しでものを食べさせたりしないのが理想の方法と言われてますね。子供にキスしないなんて、無理でしょうけどw

あと、口内の唾液の恒常的な量や酸性度などの影響もかなり大きいみたい。口の中が渇きやすい人は虫歯になりやすい。これは口臭とも関係があるけど、こっちは遺伝要因がそれなりにあるかな。甘いモノを食べると虫歯になるっていうのは、ほぼ都市伝説といってよいのでは。
ミュータンス菌の感染経路に関しては、母からという説がもっとも有力だと考えられているのは知っているけれど、ぼくもぼくの弟も、虫歯だらけの母が噛み砕いて柔らかく冷ましたものを離乳食として食べさせられたけれど、二人ともまったく虫歯にはならなかったのは事実なので、まあ、なんとでも言えるんだろうな、くらいにしか信じられないw

あと、砂糖はミュータンス菌を活性化させるらしいんで、「甘いものを食べると虫歯になるというのは都市伝説」というのが都市伝説なのかも知れないよ。甘いもののすべてが砂糖たくさんってわけじゃないのは置いといて。

とはいえ、ぼくも弟も、かなり甘党で、8インチくらいのケーキだったらひとりでまるごと食べちゃうくらいの上級者なので、甘いものを食べれば虫歯になるというのは事実じゃないというのは事実。まあ、ミュータスンス菌が(少)ない人にとっては砂糖をどんだけも関係ないってだけの話なのかも知れないけれどね。

なお、ミュータンス菌の宝庫として名高いわが細君から口径でミュータンス菌をわけてもらうべく頑張っているのですが、いっこうに感染しないのか、感染しても死んでしまうのか、やはり、虫歯とは無縁です。ミュータンス菌を死滅させるタンパク質をたくさん作る遺伝子をもっているんでしょうかね。

遺伝子治療で視力や虫歯が根治できる日が、早くくるといいですなあ。

  
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