ぼんやりと考えている人

名前: ひろしまなおき (廣島直己)
住処: シリコンバレー
職業: しがないプログラマ
家族: 愛妻一人、息子一人、娘一人
道具: ハーレー二台、ギター三本
電紙: n at h7a.org

ひろしまなおき (廣島直己)

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以前にぼんやりと考えたこと

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09 January '2007 - 22:40 | アメリカ生活, 子育て, 日米対決 パルアルト市の小学校説明会

それぞれの学校単位での説明会というのは日本でもあるんだろうと思うけれど、市の小学校全体の説明会なんてものが、日本にもあるのだろうか。

パロアルトは人口が六万人程度の小さな市だけれど、そういう市全体の小学校説明会というものが何度も開催されるというのは、ちょっとした驚き。

というわけで、昨日、パロアルト市の小学校の説明会に行ってきた。PM7:30 からうちの一番近所の小学校。ざっと見たところ、二百人はいないな、くらいの父兄が集まった。第一子の入学だという人がほとんどだったし、子供は連れてきてはいけない会だったので、兄はひとりもいなかっただろうし、男女はざっと見で半々くらいだったから、父兄というよりも父母なんだけれど。

説明したのは、Choice Schools (選ぶ学校) の学校の校長先生たちと Neighberhood Schools (近所の学校) の先生と、市の学校委員会の人たち。PowerPoint のスライドを MacBookPro でプレゼンしたり、Ohlone (超ゆとり学校) の校長と Hoover (超勉強学校) の校長とで特色自慢対決をしたり、小学校の運営や教育への思いを熱く語ってくれた。先生たちの情熱が伝わる手作りのいいプレゼンだったと思う。教育者としては当たり前の態度だと思うけれど、感心。

高等教育の充実度合いに比べ、アメリカの初等中等教育の程度の低さやシステムの崩壊具合は、それこそいたるところで批判や悪評を見聞きするのだけれど、説明会であった先生たちを見ていると、パロアルトにはまったく当てはまらないんじゃないかと心強く感じた。

一時間くらいの説明会が終わったら、あとは質疑応答。質問ありますかの声に一斉に手があがる。おまいら、手あげすぎ。

口から生まれてきたやつばかりの国アメリカなので、もちろん、どんな些細なことでもとにかく、みんな質問しまくる、しまくる。「スペイン語はまったく分からないのだけれど、スペイン語専門のクラスに入れても大丈夫でしょうか?宿題とか手伝えないと思うんですが...」って、あほかと。だったら、やめとけよ、と思いきや、「ええ、大丈夫ですよ。スペイン語を教えるのは先生の仕事であなたの仕事ではありませんから心配はいりません。実際、私もまったくスペイン語は分かりませんが、うちの子供たちはスペイン語専門クラスに入れて、バイリンガルになりましたからね。びっくりしますよ。」ってさらっと答える校長先生。笑うしかない。

「Choice Schools (選ぶ学校) の全部に応募してもいいですか?」「もちろん自由ですけれど、Ohlone (ゆとり学校) と Hoover (勉強学校) の両方に応募するというのは、合理的な選択としてはありえませんね。この両方に応募しようと思っているなら、子供に何が必要なのか、よく考えた方がいいでしょう。」ごもっとも。

とにかく、矢継ぎ早にこんなやりとりが延々と続いたのだけれど、その中でもとくに一番印象に残ったのは以下のやりとりだった。

「ある学校に入れてみたら子供に合わなかったので別の学校に転校させたい、というようなことがあったらどうしたらいいですか?」「これだけははっきりさせておきたいのですが、パロアルトには子供に合わない学校はひとつもありません。あるとしたら、それは『あなた』に合わない学校です。これから新学期までの間に選択する学校は、子供が行きたい学校ではなく、『あなた』が子供に行かせたい学校です。選択するのは親であるあなたの役割であり、責任であり、義務です。後悔しないよう、よく検討してください。しかし、たとえどの学校を選択することになったとしても、あなたのお子さんが幸せな学校生活を送ることだけは間違いありません。なぜなら、それを実現することこそが私たちの仕事だからです。」

まさにアメリカ人らしい大言壮語だけれど、正直、感動しました。

こんな先生たちに任せられるのなら、うちの子は、どこの学校でもいいや。

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今年そちらに行きます。ちょうどkinderに入る息子がいます。次回のkiner情報心待ちにしております。

  
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酢ハムがいったいどんなハムなのかはともかく…
 

 

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