16 August '2007 - 16:37 | 技術動向 Firefox で文字化けするのですが
タッチバッドの交換を頼んだら気を利かせて HDD まで交換してくれた Apple 社には、想定外のデータ損失に備えたバックアップの大切さを教えてくれてありがとうと、心の底から感謝したいのはもちろん言うまでもない。しかし、彼らがぼくに教えてくれたのはそれだけではなかった。
HDD が新品になってしまったので、とうぜんながら OS のインストールからやり直し。昨秋に初めて OSX をインストールして以来だけれど、やはり簡単でいい。どんな初心者でもインストールできる。
ちなみに、使ったことないので知らないけれど、Vista はインストールがとても簡単になったときいてる。どう想像しても OSX ほど簡単にはインストールできないに違いないと思ってしまうのだけれど。
さて、OS をインストールしたら、いろいろとアプリケーションをインストールしないといけない。そういえばすっかり当たり前になってしまったけれど、アプリのインストールは Applications にコピーするだけというのは、実に手軽でいい。
一番最初にインストールするアプリケーションは、当然ながら Firefox だ。これがなかったら何もできない。
さくっと Firefox を入れたら、TwitterFox とか Flingr などの、仕事に絶対必要な Add-on をまずはインストール。これがなかったら Firefox を使う意味がない。
そうこうしてるうちに、あっという間に居心地によい元の環境に戻った。昔のことを考えると、使える環境を作るのがなんと簡単になったことか。昔は、ただ環境を作るためだけにパソコンを使っていたのに。
さて、何の問題もなく元の生活に戻れたと思いきや、そうは甘くなかった。
というのは、なんと TwitterFox で文字化けが発生するようになってしまったのだ。むむむ。
ひさびさに TwitterFox のバグ発見かと思ったら、どうやら、そうではなく、Firefox 全体で文字化けが起きているらしいことを発見。むむむむ。Thunderbird ならいざ知らず、今まで Firefox で文字化けなんて経験したことがない。どうしたことだろう。
システム全体がおかしいのかと思いきや、Safari ではまったく問題がおきない。ほかにも WebKit.app や Shiira なども試したけれど、まったく問題なし。
以前は問題がなかったのだから、もしかして新しいバージョンの Firefox の設定漏れバグとかかと思い、1.5 をインストールしてみるが、やはり、化ける。うーむ。何が起きてるんだろう。
そこで、コミュニティビルドはどうかと言われて BonEcho 2.0 試してみたら、なんと、化けなくなった。むむむ。
この状態から、BonEcho 2.0.0.6 を試したらどうなるか。やってみたら、化けた。ふーむ。もしかしたら、この間にリグレッションがあるのかも知れない。
と、その時ひとつの勘違いに気づいた。さっきインストールした BonEcho 2.0 は PowerPC 用だったのだ。げ。気を取り直して Intel 版 BonEcho 2.0 をインストールしてみたら、がーん。文字化けしたっ。
まさかと思って Firefox 2.0.0.6 を "Open using Rosetta" で起動したら、なんと化けない! えーーー!!!
というわけで、よく分からないのだけれど、Firefox をぼくの環境で使うと PowerPC版では化けず、Intel版では化けるという現象が起こります。ちなみに 10.4.10 です。当然ながら、英語環境+ことえりです。日本語のメニューは目がつぶれますから使用は厳禁。なので ATOK もインストールできません。
二台の MacBook Pro で OS の新規インストールからやって、まったく同じ文字化け現象が再現できているので、これはなんかバグなのでしょう。以前は起きてなかったので、再現するには新規インストールからやらないといけないのかも知れない。ちなみに、Firefox 以外ではまったく発生しない。
で、いろいろと試した結果分かったのは、Firefox (Intel) でも、化けるのは <input type="text"> だけで、<textarea> はまったく化けないことと、<input type="text"> でも化けるサイトと化けないサイトがあること。それから化けるのは特定の文字だけ。一とか夫とか。
http://www.google.com や http://www.yahoo.co.jp では化ける。
でも、http://www.yahoo.com では化けない。
フォントがおかしいだけっぽい気もするけれど、Firefox の設定をどういじっても同じように化けるし、ほかのアプリではまったく化けないのでよく分からない。ていうか、フォントが壊れてるなら何故 "Open using Rosetta" なら大丈夫なのか説明がつかないし、やっぱり、本体がバグってるとしか思えない。
まあ、英語環境に英語 Firefox を入れて日本語を使うというのは、ほとんどテストされてなくても仕方ない気はする。日本語を使う人の多くは日本語環境にするんだろうし。
嗚呼、日本語を捨てるべきか、Firefox を捨てるべきか。もしくは期待の Shiira 2 をまともに使えるようにハックすべきか。うーん、どれもイバラの道だ。
ブラウザごときでこんな苦労をしないといけないのは、すべて Safari のタブブラウジングがゴミすぎて使えないせいだ。
MSY - 16 August '2007 - 21:25
というわけで、そういうユーザフィルタをする近視眼的性根が許せないから使えないわけです。言語を問わずインストールできるように改善しない限りは、タダになっても使ってやらないから、早く改善しるとは伝えてありますけれど、まあ、偉い人にはそれが分からんのでしょう。
ひろしま - 16 August '2007 - 21:55
garyu (ウェブサイト) - 16 August '2007 - 23:21
Opera、Javascriptが異様に遅いのはうちだけなのかなあ。
なかの - 16 August '2007 - 23:34
Opera は、POP クライアントとしては現状ベストかも知れないと思ってるんですけれど、ブラウザはどうなのかなぁ。なんか動かないところがけっこう多い気がしてるのですが...
ひろしま - 16 August '2007 - 23:40
ひろしま - 16 August '2007 - 23:42
garyu (ウェブサイト) - 19 August '2007 - 16:28