15 February '2005 - 00:57 | 東西対決 ユダヤの陰謀
うーむ、いいなあ。おれもたまにはダンキンドーナツで朝飯に Sausage Egg Cheese Bagel Sandwich とか食べたいなあ。 というのも、ベイエリアに引っ越してきて何が一番驚いたって、実はダンキンドーナツがどこにもないのだ。おいおい。アメリカのどこに行っても小さなショッピングモールというのはあって、そこでの風景というのはどこに行ってもまったく同じで苦笑するわけだが、ベイエリアのそれにはダンキンドーナツはない。マックがどこにでもあるように、ダンキンもどこにでもあるものだと無条件に思いこんでいたおれと女房は、ショックのあまり、里へ帰ろうかと悩んだほど。
いやいや、さすがにそんなはずはない。ありえない。と一所懸命、毎週ダンキンを探しに探したが、ないものはない。どこにもない。
そして、かろうじて見つけたのが、Noah's New York Bagel という New York にはないベーグル屋。ダンキンみたいなダメ系ではなく、ちょっと洒落てる感じで、デリを小綺麗にした感じ。なので、値段もダンキンよりも高い。
おれは、時々、週末の朝飯に、ダメすぎ系な感じのダンキンで、安いベーグルサンドイッチに胡椒をたくさんかけて食べるのが好きだったのだ。そんなもんに10ドルとか払ってたら興も冷めるっつーの。
それに、ダンキンでたまたまとなりに座っていたってことが縁で友達になったヤツとかもいたりして、おれと女房にとっては、ダンキンなしのアメリカ生活など到底考えも及ばないほどダンキンラヴァーなのだ。いいすぎすぎ。
まあ、別にダンキンじゃなくてもいいけれど、基本的にベーグル屋が少なすぎるね、ベイエリアは。いくらジューイッシュがニューヨークと比べてぜんぜん少なすぎるとはいえ、それでも結構な数のジューイッシュはいるのに、なんでベーグル屋がこんなに少ないのか分からん。まあ、ベイエリアではベーグルでなくてサワードーが基本なのかも知れないけど、おれはベーグルの方が好きなのだから、その辺を考慮して欲しいものだ。
しかし、デリが基本じゃないってのは、どうなのだ、ベイエリア、とか思う。ていうか、ダンキンからベーグル屋、そしてデリに話をすり替えてどうしたいのかね。どうもしたくない。
まあ、アメリカで一番うまかったダンキンのコーヒーが飲めなかった貧しい西海岸だったからこそ、スターバックスを発明するに至ったわけだから、悪いことばかりでもないわけだけれど。ってこともない。
ちなみに、ダンキンは90年代に撤退を余儀なくされたらしく、再度カリフォルニアにチャレンジするって宣言が最近あったみたいだけれど、今のところ、おれの近所にはできていない。早くできないかなあ。
こうなったら、穴のないベーグルとか作って食うという手もあるのだろうけれど、そんな手はない。穴がないのはベーグルって言わないし。