ぼんやりと考えたこと

17 October '2006 - 23:22 | 雑記 what RSS stands for

今日、朝のミーティングが終わって席に戻ってみたら、先々週にオーダーしたブツが机の上においてあった。おー、やっと来たかあ。

マシンの調子が悪いわけじゃないけれど、遅いなあと思い始めてかなり経つので、新しいマシンを調達したのだ。

いつでもそうだけれど、新しいマシンを使うのはわくわくするなあ。

机の上を片付けて、慎重に箱を開けて、中のブツをとりだす。Macbook Pro 17"。仕事で使う初めての Mac だ。

Windows 3.0 の登場以来、デスクトップはずっと Windows を使ってきたので、OSX はさっぱり使い方が分からない。が、どうせ所詮は BSD だ。何とかなるだろう。

とりあえず Terminal を起動してあちこち覗いてみたり、プロセスを確認したり、起動シーケンスを確認してみたりするが、分からないことだらけで楽しい。

さて、本職であるデジタルテレビの開発の現場では、Linux が流行りつつあるとは言え、やはり基本は Windows だ。高いとはいえ、Linux の貧弱なデバグ環境では Windows の開発環境に勝つのはまだまだ難しい。

というわけで、Parallels をインストールして、Windows をインストールする。XP のライセンスが余ってなかったので、とりあえず 2000 を入れておく。あとで XP にアップグレードすればいい。

さくっと Windows が動いたので、各種ツールもインストールして動作確認する。うむ。完璧。これで OSX のようなオモチャを使っていても仕事にまったく支障はない。

次に、社内の一部で絶賛されている Kubuntu をインストールする。さくっと入る。こちらにも Linux ベースの開発環境をいれて動作確認見る。完璧。

今まで Windows と coLinux を使っていた仕事の環境が、Windows と Kubuntu に昇格しただけでなく、なんと OSX まで動くようになった。素晴らしすぎる。

と、ひとりでニヤニヤしながら悦に入っていたのもつかの間、いきなり画面が真っ暗になってファンが止まった。電源が切れたらしい。

うーむ。噂の Random Shutdown Syndrome か。

既知の問題なのに、まだ症状のあるロットを売っているとは、なんと悪どい会社だ。いくらカッコいいマシンでも、いきなりシャットダウンしたんじゃ仕事にならないじゃないか。

気を取り直して再起動。してる途中で再び電源断。おいおい。

壊れちゃったのかと思って、何度か電源を入れ直してみるも、何度やっても途中で死んでしまう。

起動するには熱すぎるってことなんだろうか。とりあえず、十分ほど放置して様子を見る。

十分冷えたころ、再び起動チャレンジ。今度はうまくいった。ブラウザを起動して様子をみていたら、再度シャットダウン。繊細だなあ。Windows ME でもこんなにクラッシュしなかったぞ。って、これは OSX じゃなくて MacBook Pro の問題だけれど。いや、そのまえ Windows ME なんて使ったことは一度もないんだけれど。

仕方ないので一時間ほど放置してすっかり冷めきったころにおもむろに起動。起動したらすかさず smcFanControl をインストールして、ファンをぶんまわす。寿命を縮めて太く短く生きるしかない。

ってばかばかしすぎるので、明日はアップルストアに持ち込みだな。あーあ。