ぼんやりと考えたこと

30 July '2007 - 23:54 | 子育て, 技術動向 MagSafe 85W

MacBook Pro 17" 用の AC アダプター MagSafe 85W が、週末くらいから急に調子が悪くなったと思っていたら、昨晩、完全に壊れたらしい。今朝みてみたら、うんともすんとも言わなくなっていた。

まったく、よけいな出費でお布施を強いる企業だ。つか、こんなもの一年も使ってないのに壊れるかよ。

で、仕事に行く前にパロアルト神社によってさくっと新しいアダプターを買おうと思ったら、MagSafe 85W だけが売り切れ。ちっ。まったく。

しゃくに触ったので、そのままスタンフォード店の方によってみたら、なんと、そこでも売り切れ。こんな基本的なものが壊れるってことよりも、それを在庫してないってことの方が遥かに分からない。ありえねーだろ。

「なんなら、ここに持って来て充電していったら？」なんて冗談を言う店員に、あまりに頭にきたので、「入荷されるまで、これから毎日、二時間おきにここに充電しにきたらどうかって聞いてるの？それとも、バッテリー、半日くらい持つんだっけ？え？え？」と嫌みをいいつつ、考える。どうしようかな。

「で、アダプタの入荷って、いつよ？」「サイトを見ると 3〜4週間って書いてあるねえ」「じゃ、それまでどうしてろ、と？」「もう一度在庫を確認してくるね」

そして、在庫はないということを告げに戻って来た店員に、どこでもいいから近所の店でどっか置いてるところ探してくれよと言ってみる

展示されている iPhone をおもむろに使い始める店員。ああ、それ、電話が使えるんだね。実際に使えるものでデモって、さすがだな。

仕方ないので、サイトで近所の店を調べて電話しまくる店員の横で、哀Twitter のテスト。

すると、Suguru さんが「85W は小さくなるから、在庫ないんだよねー」と Twitter で教えてくれる。ああ、そういえば、それってまだ起こってないことだったのか。ちょっと前に 85W が 60W サイズになるという記事を読んだのを思い出したけれど、まだ出荷されていないとは気づいてなかった。

それにしても、だからといって、AC アダプターが在庫切れなんて状況はあってもいいのだろうか。サイトで注文できるってパロアルト神社の人は言ってたけれど、サイトでみたら 85W MagSafe だけは 3〜4週間って書いてある。必要だから買うのに、ありえねーっての。おしゃれパーツか何かと勘違いしてるんじゃないのか。

仮にほとんど絶対に壊れないようなものだとしても、なかったら何もできなくなるほどだいじなパーツが 3週間待ちって、ほんと、ありえない。キーボードの交換に 5日かかるのもバカだと思うけれど、それの十倍はバカだと思う。

結局、一時間くらいその店員は電話し続けたのだけれど、どこにも見つからないので、「もう、いいよ。ベイエリアには 85W MagSafe はないってことだろ。バカすぎるよね。あんたのせいじゃないって思って恥ずかしいと思ってなかったら、思った方がいいよ。あんたの店なんだから。」

と言って帰ろうとしたその瞬間、彼に電話がはいった。「うん、うん、うん、ホントか！やった！あった！！」

おぉ、あったか。とうとう、あったか。よかったなあ。なんか、あまりに必死に電話し続けた彼の苦労が報われた感じでちょっと嬉しくなった。

あったのは、Berkeley の M.A.C. って店。って、遠いよ。せめて San Franscisco から San Jose の間で見つけてくれよ。

せっかく見つけてくれたので、仕事が終わってから行くとは言ったものの、バークレーまで行くのはちょっとなあ。

ちなみに、話を面白くするために今まで秘密にして来たけれど、実は、壊れたアダプターは自宅用のもので、会社用にもアダプターがある。毎日 MBP を持ち運びしてるのだけれど、アダプターは面倒くさいので動かさなくてもいいよう二つ目を買ってあったのだ。つまり、今日からは会社においてあるアダプターを持ち運びすればいいだけということ。なんだよ、心配して損したよ。

まあ、最初からそうすればいいっちゃいいんだけどね。でも、アダプターが買えないなんて思わないでしょ、ふつー。そんなこと、あり得ないし。

それから、これもここまで内緒にして来たけれど、ついでに告白しちゃうと、アダプターは自然に壊れたわけではなく、人為的ミスで壊れたものだった。

おいおい、自分で壊したのに、こんだけ逆切れかよ、と。いや、まあ、ぼくじゃないんだけどね、壊したのは。

捨てようと思ってコードを巻いたら、刃物で切ったあとを発見。こんなことをするのは娘だけだ。

「これ、はさみで切ろうとしたでしょ！」

「してないよ」

「こんなの切ってたら、感電して死んじゃうかも知れないんだよ！」

 「いやだ」

「じゃあ、なんで切ったの。切っちゃだめでしょ？」

「はい」

「切ったんだね？」

「きった」

「ごめんなさいは？」

「ごめんなさい」

ったく、謝ればいいってもの、、、だな、うん。