22 October '2007 - 10:49 | 雑記 MiAU なのか MIAU なのか
先日、Movements for Internet Active Users インターネット先進ユーザの会というものが設立されたのだけれど、分からないことが一つ。
それは、MiAU なのか MIAU なのか、どちらが正しいのかということだ。書かれているテキストはすべて MIAU になっているように見受けられるので、MIAU が正しいのだろうと思うけれど、ロゴはなぜか MiAU なので、神経質な A型のぼくは、多いに悩んでしまうところだったりする。
ちなみに、何をする会かというと、要するに、先進的なインターネットハッカーたちで技術交流する会ですね、名前から想像するに。つまり、程度の低いあなたのようなただの mixi ユーザには何の関係ない会だろう、と。
いや、わざわざ想像する必要はないので、まだ見てなかったら組織概要のページをさくっと開いてみましょう。
世の中、たいていのことは利害関係の力学で動いているので、自由を制限した方が儲かる人がいれば、そういう人たちは積極的に自由を制限しようとするのも不思議ではない。結果的に自分の自由も脅かす結果になるということにまで頭が回らないのか、個人的な立場を守るためには組織の論理に流されるのもやむを得ないと思っているのか、何も考えていないのか、よく分からないけれど、ほっといたら、やつらはインターネットを台なしにしてしまいかねない。やはり、自由を獲得し維持するためには、積極的に権利を主張して戦うことが重要で、そのための手段が必要なのだ。
というわけで、この会が設立されたんだろうと思う。素晴らしい。
ただ、この目的は一過性ものではなく、継続して行く必要があるのは自明なので、そのための手段というものが必ず必要になる。目的を達成する手段を継続する手段。つまり、この会の活動を継続するための手段。
設立されたばかりだからなのか、考えてる人が中にいないのかは定かではないけれど、今のところその辺にどういう予定があるのかは分からない。
とりあえず組織を運営する金が必要だと思うのだけれど、寄付する窓口も見当たらないし、住所も見当たらないので事務所というものもないのかも知れない。
まあ、任意団体というのがどういうものなのか、ぼくがよく分かっていないからなのかもしれないけれど、日本版EFF みたいなものだということなので、ゆくゆくは NPO として整理されると期待していいのだろうか。
有志の集まりというのは聞こえはいいけれど、要するに誰も責任がないということになると、いつまで続くのかと不安になってしまう。「社会運動」自体が楽しいというレベルの人たちの集まりでもなさそうだし、せっかくなのだから、組織が継続されるような仕組みを早く作ってほしい。本当に、EFF みたいになるといいと思う。なれ。
つまり、何がいいたいかというと、こういうものは、手弁当だけでやっていられるのは集団的熱気にあてられた人たちだけで、そういうのは長続きしないので、ちゃんと NPO なりの組織を打ち立て、事務所を借り、事務員を雇って、「ごっこ」から「仕事」にする必要があると思うってこと。
そのためにはそれなりに金が必要で、賛同企業や個人からの寄付も集めて、ちゃんと「経営」して行く必要がある。EFF のようになるということは、そういうことだ。
設立したばかりの任意団体を、15年以上も継続して実績もある EFF と比べても仕方ないけれど、そういうこともちゃんと考えている人が中にいるのか、ちょっと心配。評論家とか技術者って、そのへんの感覚があんまり信用できないというのもあるし、高貴な大和人は下世話な話を忌避する癖があるので、はやくその辺のことが垣間見えるようになってくるといいな、と思う。
なんにせよ、何に協力できるか、何に協力したいかはまだ分からないけれど、当方、寄付する金は腐る(当社比)ほどあるので、よろしく。
ちなみに表題の件、発起人の間でも長大な議論になりましたが、iが小さいのはロゴだけだしこれはデザインなのだ、ということで落ち着きました。その5倍くらいの時間が「ユーザー」なのか「ユーザ」なのかという議論で費やされたというのは秘密。
えの - 22 October '2007 - 20:58
なお、この会の名称が〜先進ユーザーの会だったら、ぼくは間違いなく賛同してませんね。何が先進なのかといちゃもんをつけてキモイとか書いてたと思う。嘘だけど。
ひろしま - 23 October '2007 - 00:15